米国テレビ 新唐人電視台(NTDTV) 「環球直撃(news)」のインタビュー

東京電力福島第1原発処理水放出に対する中国政府の反発について

取材は、23日(水)13:30〜zoomで行いました。取材時間は30分程度でした。

 

米国テレビ 新唐人電視台(NTDTV) 「環球直撃(news)」

YOUTUBEにアップロードされているので、よかったら見てください。

北京時間:2023年8月26日 02:05 報道

https://m.ntdtv.com/b5/2023/08/25/a103773412.html

 

取材内容と私の考えは以下の通りです。

1、中国政府は処理水を「核汚染水」と呼び、処理水問題を外交カードに利用して
いる狙いとの見方もある。これについての賛否及び理由を伺う。

私の考えとしては、外交カードに使っていると考えています。本年7月に米国より半導体製造装置の中国への輸出自粛を日本とオランダに依頼してきたことで、米国、日本、オランダが半導体製造装置の中国への輸出を自粛している。全世界の半導体製造装置のマーケットシェアはこれら3カ国で80%を占めるので、中国にとりこの輸出規制は致命傷となるため、水産資源を輸入しないという嫌がらせを行っているのである。日本の全世界への輸出額が100兆円で、中国への水産資源の輸出額は、1000億円程度なので、大きな問題とはならない。

2、中国政府は、安全上の問題を理由とし、日本産食品の輸入規制強化を示唆して
いるが、中国産食品の安全問題が世間に知られている。中国産毒食品についての
ご見解。

中国の農産物の残留農薬濃度が高く、問題がある。同様に水産品についても、水質の悪いところで養殖しているので、検査する必要がある。中国への輸出品はホタテが半分を占めている。しかし、日本は中国への輸出量の約10倍ものホタテを中国から輸入しているので、中国へ今後日本も不安なので輸入禁止にすればよい。

3、日本政府が作成した資料によると、中国から放出したトリチウムは遥かに日本よ
り高いという。中国のトリチウム放出についてのご説明。

中国の各原子力発電所トリチウムの放出量は、日本の原子力発電所の6-7倍を放出しているので、科学的データをきっちり出し合うことを中国のみならず全世界に発信すればよいと思う。

以上の話をしています。

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