マスターキートン

マスターキートン 勝鹿北星(原作) / 浦沢直樹(作画)
第1巻(1989年1月1日)-第18巻(1994年10月1日)完結

主人公のキートン激しい恋愛の末に学生結婚した妻との間に1人娘である百合子(恩師ユーリースコット教授からつけた名前)をもうけるも離婚。その痛手から厳しい環境に身を置こうとした結果、大学を休学し英国軍人となった。だが、高い評価や名声とは裏腹に軍隊の現実に耐えられず名誉除隊。その後、相棒のダニエル・オコンネルと知り合い、生活のためロイズの下請け調査員として生計を立てる身となった。大学講師としての評判は芳しくなく、無気力で不真面目な学生たちの前に情熱は空回りし、度々「休講」を重ねる身。日本特有の学閥もあって正当な評価をされない一方、探偵業は順風満帆で次から次へと依頼が舞い込む。しかし考古学に対する情熱は消えず、東欧の歴史を研究することを忘れない研究者である。

この作品が私のバイブルになり、仕事をしながら勉強するのがつらくなったときいつも読み返して、25年かけて私は近大の教員になりました。

 

 

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