ベトナムのハンさん来校

2024年3月26日2:00pmにベトナムのハンさん(NGUYEN THU HANG、Lecturer in Finance、Foreign Trade University, Ho Chi Minh City Campus)、つまりベトナムのホーチミン(旧サイゴン)にある貿易大学でファイナンスを教えているハンさんが近畿大学に来校してくれました。彼女は、大阪大学大学院の修士課程の仁科ゼミの同級生で実に23年ぶりの再会でした。今彼女は、一生懸命論文を書いており、今回の来校は、明日横浜での学会発表を行なうために来日し、その時に時間があるので、大阪大学と私の研究室を訪問してくれました。

今日は、午前中阪大のセミナーに参加し、僕の研究室に来てくれました。明日は、横浜で学会発表を行ない、大阪に帰ってきて、京都観光してベトナムに帰るとのことでした。彼女の研究テーマは中小企業活動の分析をファイナンス的に分析することで非常に面白いテーマでした。

その他に研究環境について、ベトナムなどのアジア圏では、研究雑誌のランキングをつけ、ランキングに応じて、学校から報奨金が出るそうです。最近彼女は”Journal of  Corporatefinance"に論文を載せたそうで、1万5千ドル(約220万円)の報奨金を受けたそうです。どこぞの知事さんに教えてあげようと思います。このような海外の一流紙に論文を載せれれば、国際的な大学のランキングは上がるし、海外からいい学生が自ずと集まります。教員も英語を使うようになるので、大事な事です。英語で講義ができる教員は、平素の2倍の手当が出るそうで、年に2-3000万円ぐらいの年俸になるそうです。このような賃金報酬制度としっかり確立された研究に打ち込む時間を取ることが、日本以外のアジアの研究機関、大学の相場だそうです。どこぞの知事さんは九州大学法学部を出ているにもかかわらず、あんな下手くそな英語しかしゃべれないのに、英語が簡単だと思っています。一度専門の法律英語論文をみんなの前で読んでほしいものです。前の上川法務大臣のように流ちょうにしゃべれるんならそんあもんかなあとおもいますが。国公立の先生は、給料を上げて、国費で、最低6年間、海外で勉強することを義務づければ良くなります。お金を出しなさいです。

 

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